アンダーヘアの歴史
さかのぼる事 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 紀元前から(クレオパトラの時代)すでにアンダーヘアのケアがされていたとか。
その時代、入浴やシャワーという文化はないため衛生や清潔を保つうえでアンダーヘアのケアが欠かせなっかたようです。
そんなアンダーヘアのケアは海外だけでなく、この日本でも昔から行われていたようです。
その歴史は江戸時代!!
江戸時代の浴場には『毛切石(けきりいし)』というものが置いてあり、2つの石を擦りあわせたり叩きつけたりして
アンダーヘアのケアをしていたようです。
当時の下着はふんどしだったのでふんどしからハミ出たアンダーヘアは”粋”ではないという考えがあったようで
そのため女性だけでなく男性もケアしていたようです。
医学が未発達の時代、アンダーヘアが長いままでは感染症のリスクが高く性行為でヘアが擦れることにより出血や痛みなどの
トラブルがあったためエチケットとしての風習がありました。
そんなエチケットとしての風習があったので『下刈り屋』というアンダーヘアを専門にお手入れしてくれる
職人やサービスがあったそうです。
相手を思いやる気持ちからアンダーヘアのケアをしたみたいです。
その後も昭和初期まで続きましたが、医学や公衆衛生の発展、日本古来のふんどしから洋式のパンツへとかわってしまった事など
により次第に薄れていく結果となってしまったようです。
今ではワキ毛処理は当たり前だがアンダーヘアにはちょっと抵抗がある、恥ずかしいという事でなかなか浸透しないのでしょう。
しかし近年ではファッションや美容の一部としてケアをする日本女性も少しづつですが増えてきているのも現状です。
人気海外ドラマ『SEX AND THE CITY』の影響も大きく関係しています。
古くは江戸時代からエチケットとして行われてきたアンダーヘアのケア。
それは、エチケットとして相手への心遣いとして当たり前に行われていたものでした。
ここらで古き良き文化をもう一度見直すいい機会ではないでしょうか?